【経験談あり】HSPは電話が苦手?理由と対策を紹介

  • 電話のコール音を聞くだけでドキっとする
  • 相手の内容をきちんと聞き取れるか不安
  • 電話をするためのプッシュボタンを押す手が震える

上記はすべて、電話がとっても苦手な私が感じていた不安です。

皆さん、当てはまるものはありませんか?

電話が苦手なHSPさんが多くいらっしゃいます。

仕事では、電話が鳴らないかビクビクしています……

でも、仕事では少なからず電話をしなければならない場面はありますよね。

私は以前、電話が苦手な原因はしゃべるのが下手だからだと思っていましたが、実はそうではなかったのです。

この記事では、HSPさんが電話が苦手な理由と、電話のストレスを軽減する方法について解説していきます。

目次

HSPさんが電話を苦手な理由

HSPさんが電話を苦手に感じる理由はいくつかあります。

声のトーンで相手の気持ちを想像してしまう

電話の相手が早口で話していたり、きつい話し方をしていたりすると、怒っているのかと不安になりませんか?

HSPさんは、相手の感情を敏感にキャッチするのが得意なため、相手の声のトーンだけで多くの情報を読み取ってしまいます。

その結果、緊張感が増し、より電話を苦手に感じてしまうのです。

周りの目が気になる

仕事中、オフィスで電話をしていると、周りの人が自分の話し声を聞いているように感じることはないでしょうか?

そのように感じてしまうと、電話の内容よりも、「まわりの人は自分の電話対応をどう思っているのか」ばかり気になってしまいます。

ただでさえ緊張するのに、自分の話をまわりに聞かれるなんて嫌だ……

相手の声が聞き取りづらくても聞き返せない

相手の声が聞き取りづらいときに、聞き返すのが失礼と感じてしまい聞き返せないことも、電話を苦手と感じる原因のひとつです。

HSPの人は相手に対する配慮が強く、何度も聞き返すことに罪悪感を感じてしまいます。

結果として、相手の声が聞き取りづらくても、なかなか聞き返せなくなってしまうこともあります。

電話が苦手なHSPさんにオススメの対策5選

私がやってみて効果のあった対策を5つ紹介します。

自分に合いそうなの対策を試してみて、少しでも自信をつけると電話対応がうまくいきますよ!

話す内容を事前にメモする

自分が電話をかける際、事前に話すポイントを整理しておけば、スムーズに話せます。

特に重要なポイントを箇条書きにしておくことで、話の流れを忘れずに進めることができます。

これにより、緊張感が軽減され、自信を持って対応できるようになります。

自分が思っているよりもゆっくりと話す

焦らず、ゆっくりと話すことが大切です。

緊張したり不安な気持ちになったりすると、つい早口になりがちですが、自分が思っているよりゆっくりと話すことで落ち着いてペースで話すことができます。

また、ゆっくり話すことで相手も聞き取りやすくなり、相手からも好印象ですよ。

自分のためのマニュアルをつくってみる

自分がつまずきそうなシナリオを考え、返答する内容を考えてみましょう。

具体的なセリフを用意しておくことで、突発的な状況にも冷静に対処できるようになります。

実際、私は以下のシナリオを考えてマニュアルをつくっていました。

  • 伝言を頼まれた場合
  • 取り次ぐ人が不在の場合
  • クレーム電話の場合

自分がつまずきそうなパターンを考えて、自分が話すセリフを考えてみましょう。

私は特に「クレーム対応のシナリオ」を考えたことで、少し自信がつきました。

自分ばかりが電話に出ようとしない

私の職場では、「電話がなったら3コール以内にでなさい」という暗黙のルールがありました。

そのため、電話が鳴った瞬間から「誰か電話にでてくれるかな、それとも、自分が出たほうがよいのかな」と迷っていました。

そのため、「2コールで誰も電話に出なかったら自分がでる」というルールを決めました。

そのルールを実践したことで、電話に出るか出ないか迷うことがなくなり、ストレスが軽減しました。

聞き返してOK

内容がわからないときや、聞き取れなかったときは遠慮なく聞き返してOK

実際、私も聞き返して、嫌な対応をされたことはありません。

むしろ、聞き返してきちんと理解して、丁寧に対応したほうが好印象。

相手の言葉を聞き取れなかったときには、自信をもって聞き返してください。

もし電話対応に失敗してしまったら

私自身、「相手の言ったことを忘れた」とか「緊張しすぎて自分が何を言っているのかわからなくなった」など、何度も失敗したことがあります。

その時はすごく落ち込みました……。

でも、相手は意外と気にしていないものです。たとえ失敗しても、丁寧に対応すると相手には好印象です。

だから失敗しても落ち込まなくて大丈夫!

HSPさんは自分の苦手や失敗にも敏感なので、反省点にすぐに気が付いて次の電話対応で活かすことができ、すぐに電話対応が上達しますよ!

まとめ

電話が苦手なHSPさん、心配しないでください。

この記事で紹介した対策を試していくと、少しずつ慣れていくはず。

得意にはならなくても、きっと問題なくこなせるようになります。

一緒に頑張って、電話のストレスを減らしていきましょう!

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