「内向型」や「HSP」という言葉を聞いたことはありませんか?
近年、ネットやSNS上では、 ”HSP”という言葉をよく見かけるようになりました。
内向型やHSPは、どちらも人の性格や感受性に関するものですが、その違いを正しく理解している人は少ないかもしれません。
この記事では、内向型とHSPの違いを分かりやすく説明します。
あなたが内向型やHSPの場合、自分の特性を知ることで、日常生活に役立てることができると思いますよ。
HSPと内向型の違い

HSPとは?
そもそも、HSPとは何なのでしょうか?
HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略です。
直訳すると「とても敏感な人」。
生まれ持った性質であり、周囲の刺激を受けやすい人のことをいいます。
内向型とは?
内向型とは、人格・性格の一種であり、興味や関心が自分自身の内面に向く特性です。
HSPとは違い、大人につれて外向型から内向型へ変化する場合もあるようです。
また、内向型と外向型の間の人も数多く存在します。

HSPだけど外向型の人(=HSS型HSP)の人もいます。


HSPと内向型の特徴


HSPの特徴
HSPさんは周囲の刺激に敏感なため、以下のような特徴があります。
- 些細なことに気づきやすい
- 共感力が高い
- 刺激を受けやすく疲れやすい
このような特徴があるため、刺激が強い仕事にとても疲れる場合があります。


内向型の特徴
自分の内面に向かって考えることを好む内向型の特徴をあげてみます。
- 一人の時間でエネルギーを回復する
- 少数で深い人間関係を大切にする
- 情報をゆっくり処理し、しっかりと考えたうえで行動する



内向型は、落ち着いている・穏やかというイメージがありますね。
HSPと内向型の共通点


HSPと内向型は少し違うことがわかりましたが、似ているような気もしますね。
実際、以下の共通点もあります。
- 静かな環境を好む
- 一度にたくさんの情報を取り入れて考える
このような共通点があるため、HSPと内向型は混同されやすいのでしょう。



HSPの約70%は内向型と言われています。
まとめ
HSPと内向型は似ていましたが、違うことがわかりました。
- HSP:刺激に敏感。歳をとっても、HSPであることは変わらない。
- 内向型:自分の内面に意識が向く。歳をとると、外向型⇔内向型へ変化することもある。
内向型とHSPの違いを理解して、自分自身の特性を知るヒントにしてみてください。